相続・遺言コラム
連帯保証と共同相続について
保証とは、債務者が債務の履行をしない場合に、保証人となった者がその履行をする責任を負うことをいいます。そして、連帯保証とは、債務者の債務について、連帯して債務を負担する保証のことをいいます。 単純保証の場合、債権者から債 […]
相続分の放棄について
今回は、相続に関して、相続分の放棄について説明したいと思います。 まず、そもそも相続分の放棄というのは、相続人の地位を放棄するものではなく、遺産分割において自己の取得分がないものとする旨の一方的な意思の表明と考えられてお […]
半血兄弟姉妹の相続分について
今回は、相続に関して、半血兄弟姉妹の相続分について説明したいと思います。 まず、そもそも半血兄弟姉妹というのは、父または母の一方だけが同じである兄弟姉妹のことです(異父兄弟姉妹、異母兄弟姉妹といわれます)。 例えば、父で […]
法定相続情報証明制度
不動産登記規則の改正により、法定相続情報証明制度という新しい制度が2017年5月29日より実施されております。 この法定相続情報証明制度とは、法務局において、誰が相続人であるかという法定相続人の関係図を保管してもらい、ま […]
自筆証書遺言書の作成時における注意点
最近、自筆証書遺言を作成したいが、作り方が分からないので教えて欲しい、といった依頼や、遺産分割の案件で、被相続人(亡くなった方)が作った遺言書の内容が適切ではなく、生前にその方が言っていた内容どおりの遺産分割ができなくな […]
預貯金の相続に関して
今回は、預貯金の相続についてお話しします。 父が亡くなり、兄と弟の二人が父を相続した場合、父の遺言がなければ兄と弟はそれぞれ2分の1ずつの法定相続分により父の遺産を相続することになります。 このとき、例えば父が不動産を所 […]
遺留分減殺請求後の法律関係(不動産)
次のような事例でご説明します。 (1)父が亡くなり、相続人は、妻(母)と長男と二男の3名で、父が遺言により長男にすべてを相続させる遺言を遺した。 (2)遺産としては、8000万円相当の甲土地がある。 この場合の、各相続人 […]
寄与分と遺留分との関係
寄与分とは、共同相続人の中に、被相続人の財産の維持又は増加について特別の寄与をした相続人がいる場合に、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額から、その一定割合又は金額を控除して、控除後の財産を相続財産とみなして相 […]
